2020年12月から、日商簿記検定3級・2級でネット試験が導入開始となりました。
これを受けて
- 「紙とパソコンでは勝手が違う…?」
- 「ぶっつけ本番は不安だ…」
といった悩み事が出てくるかと思います。
そこで、僕が実際に取り組んだオススメのネット試験対策をご紹介します。
では、さっそく見ていきましょう!!
ネット試験の対策は実践形式の模擬試験で!!

やはり新しい試験形式には、新しい試験形式で練習をするのが一番です。
とはいっても、この記事を読まれている方は
「その模擬試験っていうのが見当たらないの…」
と困っているのだと思います。
商工会議所のサンプル問題
じつは商工会議所がネット試験(操作体験版)を提供してくれています。
まさに本番と同じ画面を体験できるというものです。↓ただし!!↓
といわけで、ここからは
ネット試験の模擬問題を実戦形式で解きたい!!
という方のために解説をしていきます。
ネット試験対応の模擬試験を受ける方法

というのも、この模擬試験は滝澤ななみのすすめ!というサイトで受けられるのですが
利用条件として対象書籍を購入する必要があるんです。
逆に、すでにその書籍を購入されている方は追加の費用はかかりません。
対象書籍については、公式サイト 滝澤ななみのすすめ!から最新情報を確認しましょう!!
ちなみに、ぼくが購入したのは「スッキリわかる日商簿記3級」というテキストです。

正直ぼくは、簿記学習については通信講座派です。
でも、このネット試験対応模擬試験にはめちゃくちゃお世話になりました。
良いところ

一番肝心の模擬試験の内容に対する評価なのですが…
この試験でちゃんと点数が取れるようになれば、「本番は大丈夫!」と言えるぐらいしっかりしています。
他にも
- 出題画面、入力フォーム、試験時間の表示が本番さながら
- 毎回ランダムで出題される
- 自分のパソコンで好きなときに始められる
などが挙げられます。
気になるところ

ここまでのツールを提供してもらっていて厚かましいのですが
気になるところもあります。
- 問題のレパートリーがやや少ない
- 解きたい問題がなかなか出題されないこともある
②については、僕なりの対応策もあるので紹介しますね。
問題のレパートリーが少ない
これは、ネット試験が導入されてから日が浅いこともあるため仕方がありません。
それでも、本番に合格するには十分な内容です。
運営サイトも、今後の出題傾向を分析して問題の追加を行なっていく予定のようですので、今後ますます強力なサポートツールになるでしょう
。
解きたい問題がなかなか出題されない
これはランダム出題というメリットの裏返しですね。
回数を重ねると「まだ精算表の問題がこないな~」などと、期待する問題が出てこないという問題が生じます。
対応策
手っ取り早い方法をお伝えします。それは…
律儀に全問解こうとしないこと!!
毎回、全問解いていると欲しい問題が来るのに何時間もかかる可能性があります。
この試験は何回でも好きなときに挑戦できますから
- 解いたことのある問題は解かずに飛ばしてしまう。
- 模擬試験が始まったら出題内容を全部確認する。
- 目的の形式「例:精算表の出題がない」とわかったら試験自体をやり直す。
手間はかかりますが、実践する価値はあります。
独学の人も通信講座の人も対策して損はなし

- 商工会議所が本番と同じ画面のネット試験(体験版)を提供している
- 滝澤ななみのすすめ!というサイトで、本番さながらの模擬試験が受けられる
- 対象書籍の購入が必要条件
- 模擬試験の内容は本番に通用する
- 出題がダブることがあるため、問題を飛ばしながら取り組むのがオススメ
いかがだったでしょうか?
ぼく自身この模擬試験にはすごく助けてもらいました。
すでに対象書籍でテキスト学習を始めている方は、ぜひご活用を!!
通信講座で学習している人でも「少しの費用でネットの模擬試験が受けられるなら…」と興味が湧いてきたら、対象書籍を購入してネット試験対策してみてくださいね!!

この記事が、あなたの参考になれば幸いです。